中国・四川省雪宝頂産 灰重石と白雲母 サイズ 30×20×35mm

灰重石の灰はカルシウム、重石はタングステン鉱を意味しています。
灰重石は地味な色合いが多いですが、この産地のオレンジがかった蜂蜜色の美しさは格別ですね。

タングステンと言えば電球のフィラメントを連想しますが、武器にも欠かせない鉱物なのだとか。
日本は重石鉱床に恵まれているので、第二次大戦後に進駐して来た米軍は、
重石鉱床の調査を最優先項目として実施したそうです。

雪宝頂山は四川省の岷山山脈の最高峰で、雪宝頂を望む九塞溝・黄龍地区は世界遺産に指定されています。
その中腹の4500m辺りにペグマタイト(大きな結晶からなる火成岩の一種・結晶鉱物の宝庫と呼ばれる)があり、
灰重石の他にも、雲母を母岩とした六角平板状のアクアマリンや錫石の産出で有名です。

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